冬の赤ら顔対策

冬に症状が悪化する赤ら顔の原因と対策をご紹介。

ボケ予防の食事方法

食事と認知症の関係についてまずいえることは、食べ過ぎはよくないということです。

食べ過ぎはカロリー、つまりエネルギーを私たちの脳や身体が使いきれないほど体内に取り込むことです。

そうして余ったエネルギーは内蔵脂肪として蓄えられて、運動不足などの生活習慣の問題と合わさって健康上のさまざまな不具合を引き寄せます。

たとえば、食べ過ぎの結果として現れる肥満やメタボが糖尿病、心臓病、脳卒中などの生活習慣病を誘発することは、いまや一般常識のはんちゅうといえるでしょう。

脳血管障害にもなりやすくなりますから、当然、脳血管性認知症になる危険性も増えてしまいます。

アルツハイマー秒に関しても、たとえば、アメリカのルッシンガーらが行った大規模調査の報告によれば、カロリー過多の食生活を送っている人はそうではない人に比べてアルツハイマー病に1,48倍もなりやすいことが指摘されています。

その理由としては、エネルギーのとりすぎが体内の活性酸素を増やし、神経茶房の細胞膜を傷つけることでβタンパクの異常蓄積を促進したり、神経細胞の再生を促す神経因子を減らしたりするのではないかと考えられているようです。

ほかにも多くの調査で類似の結果が出ており、脳血管性・アルツハイマー型の双方において、カロリー過多、つまりエネルギーの過剰摂取が認知症を呼び込む危険因子であということは、ほぼ確実なことだと考えられています。

と、すれば、食べ過ぎを避けることがボケ予防に直結してきます。 日常生活で消費するエネルギー量と食事をとおして摂取するエネルギーの収支が、うまくバランスするような食生活を送ればいいわけです。

しかし、そもそも現代人の生活では、それほど身体を動かすことがありません。

そのため、エネルギーを大きく消耗しません。引退して老後生活を送っている高齢の方ならなおさらです。
食事内容も欧米化していて、それぞれの料理に含まれているカロリー量が増えています。 こうした事情があるため、食事のたびに満腹感を感じるまで食べていると、すぐにカロリー過多に陥ってしまうという現状があります。

若い人たちの間で各種のダイエット法が人気を博しているのも、そうした背景があってのことでしょう。

このように満腹感をかんじるまで普通に食べてしまうと過食に陥りやすいということから、ボケの予防を考えれば満腹になる前に食事を終えることが重要である、ということが考えられます。

昔から腹八分目が健康に良いなどと言われてきましたが、現代ではさらに厳しく腹7分目程度にするのが良いと指摘する研究者も多くいます。


ボケを防止する食事とは